2021年8月度 青年会活動報告

  • 機関誌・東京の印刷8月号掲載

活動報告の内容

今年度全青協推進テーマ「パターン・ランゲージ」について

東青協常任議員/全青協議長 今井 孝治

 今年2月6日、全青協全国協議会(兼 東青協2月度定例会)にて、慶應義塾大学の井庭崇教授より、「パターン・ランゲージ」のご紹介をいただきました。日本での本分野の第一人者である井庭先生よりお話いただいたことは大変貴重な機会でした。本内容につき、より噛み砕いて説明をさせていただきたいと考え、6月23日に開催された東青協6月度定例会にて「パターン・ランゲージを学ぶ」と題し、岩村議長と私の2名でセミナーとワークショップを行いました。(現地参加27名、ZOOM参加43 名の計70名という、今期事業のなかでも多い参加者となりました。ご参加の皆様に改めて感謝申し上げます)
 これまでも何度か触れましたが、パターン・ランゲージとは、平たく言うと「ある分野の実践(たとえば、子育てをする、ご飯を作る、自転車に乗る、会社を経営する、など)において、それを“うまくやるコツ”をパターンとして集め、それをまとめて誰にでも使えるように“ことば”にしたもの」ということになります。最初は建築分野で作られたパターン・ランゲージですが、井庭先生が精力的にその他の分野のパターン・ランゲージを制作していらっしゃいます。
 6月の定例会では、まずそれを実感して頂くために、「共同作業」をするときのコツをベースに作られた「コラボレーション・パターン」を使って、その中のどのパターンが気に入ったかについてディスカッションを行いました。参加者からは、何もない状態でディスカッションするより、お互いに意見が言いやすかったという感想が得られました。
 その後、自分たちで実際の自分の仕事について、上手くやるコツをパターンとして捉えるというワークショップを行いました。「お客様にとって、より良い印刷営業」というテーマで、「パターン・ライティングシート」というフレームワークを使って、まずは自分で考え、その後それぞれのテーブルやブレイクアウトルームでディスカッションをしました。短い時間の中ではありましたが、コツをパターンとして捉える感覚を感じていただけたと思っています。
 今年度「パターン・ランゲージ」をテーマにしているのは、今年度が「四方よしのデザイン」のテーマを掲げた今期全青協活動の2年目であり、昨年学んだ「デザイン思考・デザイン経営」の実践を行いたいと考えているからです。昨年、デザイン思考として取り上げた「関連する情報を深くインプットし、その中から思考をジャンプさせ、アウトプットしながらまた考えていく」ということに実際取り組み、その取り組んだ内容を共有する方法として、この「パターン・ランゲージ」が相応しいと考えているからです。
 何度も繰り返して申し上げるまでもなく、我々を取り巻く状況は厳しさを増す一方です。今後我々が目指す方向の一つとして考えたのが、先輩の皆様が切り開いてくださった「我々がソリューションプロバイダーへ進化する」という先の、「お客様にソリューションプロバイダーになっていただく」産業へのさらなる進化です。ソリューションプロバイダー=解決の提供、その根源にある課題の設定、こういったことを支える思考の枠組みとしての「デザイン思考・デザイン経営」。そしてそのために必要なノウハウを発見・醸成・共有するためのツールとしての「パターン・ランゲージ」。こういったことを改めて垂直統合し、青年会のみんなで議論しながら、実践的手法へとつなげて参りたいと考えております。
 今年度も上記に基づき様々な活動を行ってまいります。引き続き青年会の皆様の全青協事業へのご参加、そして関係各位のご指導のほど、何卒宜しくお願いします。

 

PrintNext2022を開催いたします

東青協常任議員 / PrintNext2022 運営委員長 青木 允

 来年の2月に、PrintNext2022を開催いたします。
 この度、PrintNext2022運営委員長を拝命いたしました、東印工組(日本橋支部青年部)所属・青樹印刷株式会社の 青木 允 でございます。
 PrintNextは、若手青年印刷人によって業界団体の垣根を超えて開催する、印刷産業の未来を創出するイベントです。全国各地で2年ごとに開催され、前身のPRINT4から数えて今回の2022で10回目を迎えます。昨年より開催に向けて準備を進めておりまして、各青年会から多くの熱意あるメンバーに参画していただいています。
 開催テーマを「印刷を再定義―時代を彩る印刷のチカラ―」としました。日本社会の抱える多くの課題に対して、コミュニケーション産業として我々印刷産業が担う役割を広く社会に発信するイベントを開催します。全国8ブロックの仲間たちが、各地から紹介したいヒト・モノ・コトをイベント会場に持ち寄り、展示・販売・体験を通して魅力を発信します。このイベント活動で得られた知見を、カンファレンスで全国の青年印刷人と共有し、未来へとつながるPrintNextにしたいと考えています。
 新型コロナウイルスの影響でイベント開催に様々な困難がありますが、来年2月の開催に向けて既成概念にとらわれず状況に合わせた開催方法を模索しております。
 当日は皆様とお会いできることを楽しみにしています!

PrintNext2022公式サイト https://print-next2022.jp/

 


名 称:PrintNext2022
開催日:2022年2月11日(金)・2月12日(土)
会 場:2月11日(金)イベント「ココカラ市場」
      3331 Arts Chiyoda|アーツ千代田3331(東京都千代田区外神田6-11-14)
    2月12日(土)カンファレンス「PrintNext2022」
      イイノホール&カンファレンスセンター(東京都千代田区内幸町2-1-1)
主 催:PrintNext2022実行委員会
    全日本印刷工業組合連合会 全国青年印刷人協議会
    全国印刷緑友会
    (一社)日本グラフィックサービス工業会 青年部SPACE-21(順不同)
後 援:経済産業省(予定)
    全日本印刷工業組合連合会
    (一社)日本グラフィックサービス工業会
協 力:日本青年会議所メディア印刷部会
    印刷産業青年連絡協議会


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