東青協2月度定例会「東印工組版MIS」セミナー・体験会
東青協議員/上野支部青年会 西川 祥平
東青協2月の定例会として、2月16日(水)日本印刷会館2Fにて「東印工組版MIS」のセミナーと体験会が開催されました。開発中の「東印工組版MIS」について解説頂き、参加者がシステムに触れて実際の操作を体験しました。「MIS」では、売上や収益の管理、案件毎の稼働状況の把握などを、インターネットを介したクラウド上で管理できるとのことでした。当日は各参加者が普段使用しているPC端末を持参し、システムへアクセスして様々な操作を体験しました。また、開発委託先である三谷産業(株)の担当者の方々から直接指導してもらえる機会もあったので、操作方法など細かいことも理解しやすい環境を整えて頂きました。
弊社では既に同様のMISを導入していますが、弊社のシステムよりも「東印工組版 MIS」の方が細かい設定が可能で、まだ開発中とは思えない出来で驚きました。今回の定例会では、参加者からの質疑応答や「こうした方がいいのでは…」という改善提案もありました。これらの意見をフィードバックした上で、正式リリースに向けて開発を進めて頂けるとのことだったので、より完成度の高いシステムが出来上がるのではないでしょうか。
組合員同士でこのシステムを共有することで、大規模投資することなく手軽に利用できるのであれば、なおのこと素晴らしいシステムになるのではないかと感じます。今後も「東印工組版 MIS」の動向に注目していきたいと思います。
全青協 第35回全国協議会
東青協議員/ 文京緑友会 中本 佳孝
PrintNext2022が開催された翌日2月13日(日)、全国青年印刷人協議会 第35回全国協議会が開催された。日比谷の一等地の貸会議室「日比谷三井カンファレンス」は室内からの見晴らしが良く、最高に素晴らしい会場だった。協議会は会場とZoomでの併用。東京のオミクロン株大流行では地方の議員の方々の参加は難しい。だが、オンラインの良い所はこんな時でも全国の仲間の顔ぶれを一堂に見られることだろう。
滝澤会長、瀬田副会長のご挨拶の後、「パターン・ランゲージ」取組事例を各ブロックから発表。2年の取組の成果で内容が飛躍的に発展しているブロックもあるなど、各々とても精力的に活動したのがよく分かる発表だった。そして各ブロックリーダーは持ち時間いっぱい発表を行っており、参加者に伝えたい内容が盛り沢山で今期2年の活動がとても充実していたのがよく覗えた。
今井全青協議長の最後の総括が終わると、いよいよ次の体制の発表だ。次のリーダーは岩村貴成氏。今年50 歳を迎える年齢は青年会とは言えなくなるかもしれないが、岩村氏の掲げる「本業(じく)を変えない儲かリノベーション」はさらに実践的な内容になるのでは?と期待している。同い年でプライベートでも仲良くして頂いている岩村氏の議長っぷりを、今後の2年間も間近で見られると思うと、期待しかない!
難しい状況の中、今井孝治氏が2年の議長任期を終えた事、本当にお疲れ様でした。東青協の仲間が次々と全国の議長に就任していく。応戦せずにはいられない…こういう時期だからこそ改めて強く感じました。ムラムラ!Fight!(^^)!
東京都中小企業団体青年部協議会 新春チャリティ講演会
東青協常任議員 清水 省吾
2月9日(水)に東京都中小企業団体青年部協議会の「新春チャリティ講演会」が開催されました。従来であれば、「新春チャリティパーティー」として各業界の青年部から大勢の方が集まり盛大に開催されるのですが、コロナ禍の状況を鑑み飲食を伴うパーティーは断念しました。しかしながら、会として皆様に何か提供したい、皆様の業務に何かお役に立つ事をしたいという想いのなか、オンラインでの講演会を開催することになりました。
当日は、展示会営業コンサルタントの清永健一氏を講師にお迎えし講演いただきました。展示会での営業をメインに活動しているとの事で、一見展示会に出展しない方にはあまり参考にならないかなとも思いましたが、早い段階でそんな事は無いと気付かされました。目の前を通ったお客様に一瞬でより強いインパクトを与えなければいけないという展示会の性質を強く意識されているようでしたが、この点は我々の通常の営業でも共通して大事にしなければいけないことである事が分かりました。売り手側の目線ではなく、お客様にとって何が良いのかという点などに目をつけてPRしていくと、おのずとキャッチコピーや販売の仕方も変わってくるのではないでしょうか!他にも我々の普段の業務に役立つ大きな気付きが沢山ある講演会でした。誌面では全てお伝え出来ず申し訳ありませんが、機会があれば直接皆様にお伝えできればと思います。
中央会では、講演会だけでなく皆様の業務をサポートできるような取り組みを行っております。是非ご参加いただき様々な情報をGETしていただければと思います。
PrintNext2022 開催報告
東青協常任議員/PrintNext2022 実行委員会 運営委員長 青木 允
2月12日(土)に霞が関の「イイノホール&カンファレンスセンター」にて、全国から会場とリモート参加とで合計500名を超える参加者をお迎えしてPrintNext2022カンファレンスを開催いたしました。
2020 秋田からバトンを引き継ぎ、約1年半の準備期間を経て東京の青年会メンバーから結成された実行委員会と、全国各地9ブロックの青年印刷人とともに活動してまいりました。運営委員長という立場で参画させていただき、PrintNextの醍醐味である印刷団体の垣根を超えた青年印刷人同士の研鑽と交流から多くのことを学びました。コロナ禍の難しい状況の中、多くの時間を使って知恵と熱意で運営を支えてくれた実行委員会メンバーには頭が下がります。
4月29日(金)に延期になりました「ココカラ市場」では、世間の皆さまに印刷産業の魅力あるコンテンツをお伝えすべく賑やかなイベントになるよう準備を進めております。ぜひご来場いただき、カンファレンスでお伝えした全国の仲間の取り組みの成果をじっくりとご覧ください。
今回PrintNext2022の趣旨にご賛同いただき、ご協賛いただきましたサポート企業の皆さま、カンファレンスにご参加いただきました組合員各社の皆さま、実行委員会へと青年会員を送り出してくださった支部長の皆さま、そしてこれまでPrintNextを繋いでくださった諸先輩方、ありがとうございました。