2023年3月度 青年会活動報告

  • 機関誌・東京の印刷3月号掲載

活動報告の内容

東青協1月度定例会

北支部・NJC/(有)前田印刷所 前田 智信

 皆様初めまして、北支部・NJC所属、(有)前田印刷所 前田智信と申します。1月25日(水)に開催された「メタバースで印刷はどうなる?!やってくるメタバースの世界とビジネスモデル」セミナーに参加させていただきました。(一社)メタバース推進協議会の事務局長 市川達也氏を講師としたメタバースでのビジネスモデルの講演や、VRゴーグルによる仮想空間の体験など、非常に今後の為になるセミナーだったと思います。
 セミナーを受講する前は、メタバースは映画やゲームの世界などで楽しまれているものだと思っていました。しかし、ここ数年はショッピングやイベントの場として、ビジネス面での活用も進んでいるようです。またメタバースビジネスのメリットについても興味深く、ミーティングやイベントなどが仮想空間上で場所を問わず実施でき、従来のWeb 会議と異なりアバターとして仮想空間に滞在できるので、リアルに近いコミュニケーションが実現できます。また、メタバース内に疑似店舗を開設しショッピング体験の提供やイベントの開催ができるそうです。一方デメリットとして挙げられたのが、メタバース空間上ではまだ法的整備がされていないこともあり、トラブル時の対応を行う体制づくりが求められているという点でした。
 メタバースビジネスは色々な課題やリスクもあるかと思いますが、今後規模の拡大が見込まれています。先のメリットとデメリットを踏まえ、自社でできることを模索して取り入れていきたいと思います。東青協1月度定例会、大変勉強になりました。ありがとうございました。

 

【全青協】全国協議会「本業(じく)から探す課金ポイント」

東青協幹事 西川 祥平

 2月4日(土)に開催された全国青年印刷人協議会の「第36回全国協議会」に参加させて頂きました。前半のセミナーでは、世の中にある『収益モデル』やその具体例を解説して頂き、印刷会社としての収益源はまだまだ色々な方法があるのでは!と多くの気づきや学びを頂きました。後半には各ブロック副議長の方々が、自社の本業(じく)に基づいた『課金ポイント』の具体案を発表しましたが、「こんな大勢の経営者の前で、新規事業になりそうなネタを発表していいの!?マネされない!?」と心配になるくらい実践的で素晴らしい内容ばかりで、夢中になって聞き入ってしまいました。
 本来であれば難解なセミナーテーマだった思いますが、印刷関連業に合わせて身近でわかりやすく解説頂いたので、深く理解することが出来、全青協メンバーの方々には感謝申し上げたいです。
 セミナー後に行われた懇親会ならびに二次会では、全国から集まった印刷人とお話し出来、とても刺激的で楽しい時間を過ごすことが出来ました。是非次回も参加させて頂きたいと思います。

 

あなたのHPがもっと注目されるWEBサイトの有り方

東青協幹事/Dブロックリーダー 青木 寿々

 1月19日(木)に足立支部・Y.A.P.合同勉強会「あなたのHPがもっと注目されるWEBサイトの有り方」が開催されました。東青協デジタル広報委員長である(株)コタム 田村巧次先生を講師に、体系的な講義をしていただき決して忘れられない勉強会となりました!
 昨年から足立支部では「あだちを彩り豊かにする印刷と企業のオンライン見本市」を開催し、支部員のHP保有率が大幅に増加、それから早くも1年が経過しました。次の課題は、HPをWEB上の看板で終わらせない行動です。
 「なぜHPを作ったのか?」それは、「売上を上げるため」。何から行動すれば効率よく回収できるか、自社サイトを見てくれる人が自社に何を求めているか、情報の先取りができる方法を学びました。HPを作り自社を見つめなおした私たちの次の課題は「活用・運用」。この学びが自社の武器になるように実践していきたいと思います。

 

東京UBA 新春交流会に参加をして感じたこと

東青協副議長 生駒 博之

 2月8日(水)、上野精養軒にて東京都中小企業団体青年部協議会(通称:東京UBA)新春交流会が開催されました。
 東京UBAは東印工組(東青協)や東京都ラベル印刷協同組合、東京スクリーン・デジタル印刷協同組合を含む約30もの中小企業組合・団体の青年部が参加する組織です。私もここ数年、業界団体のイベントに参加する機会が多くなりましたが、今回の新春交流会に参加し、東京UBAの雰囲気は業界団体のものとは少し違うと感じました。業界内にとどまらず、他業種の刺激を受け、様々な方々との交流を持つことで、商売だけではなく人間として多くを学ぶことができると感じました。
 今回、私は東京UBAの東青協代表会員ではありませんが、かつてパワーリフティングのベンチプレスで日本代表にまで登りつめた実力者でもある野島薫会長直々のお誘いがきっかけで参加をさせて頂きました。余興のフラメンコも大変すばらしい唄、踊り、演奏で会場が一体となり盛り上がりましたが、こちらも会員の方の繋がりでお呼びした方々とのことでした。
 私たち中小企業にとってコロナ後の世の中は大変厳しい経営環境となっておりますが、こうした交流会を通じて様々な人と出会い、そのつながりを大切にし、仲間となって助け合うことで乗り越えていけるのではと感じました。

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